床下点検口内の結露が原因で床が腐食していたケース(湿気による床腐食復旧工事)
床下点検口まわりの床が腐食してきているというご相談を受け、現地調査にお伺いしました。
床の腐食というと「水回りからの漏水」を真っ先に疑いがちですが、今回のケースは少し異なる原因が隠れていました。
Before|床下点検口廻りの床が腐食し、フロアタイルも捲れてきた状態
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調査を進めたところ、
- 床下点検口内が結露しており、内部に湿気がこもっていた
- その影響で床(フロアタイル)が腐食し、部分的に捲れてきていた
- 目の前がキッチンだったため、水回りからの漏水の可能性も疑われる状況だった
という状態でした。見た目には湿気による症状だとすぐに判断がついたものの、点検口の目の前がキッチンだったこともあり、念のため水回り設備の状態も併せて確認。水漏れなど他に問題がないかをしっかり調査したうえで、湿気(結露)が原因であると判断しました。
After|断熱処理と点検口交換、フロアタイルの部分貼替で修繕
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原因が床下点検口内の結露であると特定できたため、根本原因への対策と表面の補修をあわせて実施しました。
- 床下点検口内の断熱処理を行い、結露が発生しにくい環境に改善
- 劣化していた点検口自体も新しいものに交換
- 腐食・捲れが生じていたフロアタイルは部分貼替で対応
さらに、フロアタイルの部分貼替にあたっては、以前施工されていた品番を調査・追跡し、同じ品番のフロアタイルを取り寄せて施工することで、他の箇所との継ぎ目や色味の違和感が出ないよう配慮しました。
リフォームのポイント
床の不具合は「見た目が似ている」というだけで漏水と決めつけてしまうと、原因を誤ったまま内装の復旧工事を進めてしまう危険があります。今回のように水回りの設備もあわせて確認し、漏水の可能性を丁寧に消去したうえで湿気(結露)が原因だと断定する、という調査プロセスが非常に重要です。
内装の復旧工事を終えたあとに別の箇所から漏水が発覚してしまうと、復旧工事そのものをやり直さなければならなくなるケースもあります。原因の見極めを安易に行わず、しっかりと調査を尽くしたうえで修繕することが、結果的に手戻りのない、コストを抑えた工事につながります。
まとめ|床の腐食も、原因調査を丁寧に行うことが解決の近道です
床の腐食や捲れは、漏水だけでなく、床下点検口の結露のように「湿気」が原因になっているケースもあります。安易に原因を決めつけず、水回り設備の確認まで含めて丁寧に調査することで、的確な修繕方法をご提案できます。床の不具合でお困りの際は、まずは原因調査からご相談ください。